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岡山朝日(完全無施肥栽培) 約300粒

商品説明
「岡山朝日」。有名な伝統品種「京都旭」から岡山県で選抜育成された良食味米です。
代表的な在来種ですが他の在来種とは違って現在も第一線の現役品種です。
現在のイネ品種の全ては戦前から戦後にかけて全国の優良品種を掛け合わせ特性の良いモノを選抜した交雑系から発展したものですが、「岡山朝日」は何代も何代もずーっと選抜を繰り返す事のみで改良育成されて来た生粋の純系品種、本当の意味のサラブレッドです。
1925年に岡山農試で6,800個体から選抜が開始され徐々に系統を絞り込んで1934年以降に「朝日47号」1系統が選ばれ現在も「岡山朝日」として栽培され続けています。
現役最古の純系在来種です。
「京都旭」や「滋賀旭」などの在来系と比べると、流石に良く選抜されていて株の揃いが非常に良い、良く躾けられたお行儀の良い品種です。とても作り易いと思います。
その分、「在来種」の持つ野趣にはかける感じもありますが、安定性は在来品種随一です。
味が良く収量も十分、素直で栽培し易いと言う特性以外に、もう一つ旭系には「脱粒性」と言う現在のイネには無い特徴があります。
手刈りした株を下に置くだけで数粒~十数粒パラバラとこぼれ落ちる感じです。
機械刈りだと1割くらいバラ撒く事になると思いますが手刈りの場合はあまり心配する程の減収はありません。
むしろ足踏み脱穀機などでの手脱穀では穀粒がが取れ易くて作業が楽です。
現在のイネ品種では最も脱粒し易いレベルで、手で軽く穂を握って引くと全部の穀粒がゾロっと取れて来ます。
小規模の栽培なら脱穀機等の道具がなくても簡単に脱穀可能です。

21’年の栽培では遅植えしたせいか草姿はコンパクトでしたが、普通基栽培ではソコソコ大きくなる様です。
全体に旭系は登熟期に腰砕けの様に倒伏する傾向がある様です。紋枯病が良くでるせいかも知れません。また、粒も穂も大きい方ですのであまり煽り過ぎずに抑え気味の栽培をすればあまりコケないと思います。


本園2021年の栽培では、
播種 6月1日、田植え 6月25日、出穂 9月10日前後、収穫 10月15 日でした。
希少な晩生種ですので出穂、収穫ともに遅いです。台風被害のある地域はお気を付けください。


他の種子も全てそうですが、収穫物の販売を想定しての
品質、形質の管理は行っておりませんので、家庭菜園、自給栽培に限ってのご利用でお願いいたします。
営利栽培でのご利用はご遠慮ください。

採種年月 2021年10月
栽培条件 普通の肥沃度の採種田で無施肥栽培しました。
     不耕起、無除草、無施肥、化学物質等一切使用していない自然のタネです。
     いもち病防除には「石灰」を用いました。

発芽率  80%以上(202
年 月現在)
     種籾は鶏卵が浮くくらいの強めの比重選を行って厳選済みです。

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