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神力(完全無施肥栽培) 約300粒画像

神力(完全無施肥栽培) 約300粒

商品説明
「神力」。かつて最も多く栽培されていた古い伝統品種です。
育成されたのは1877(明治10)年と言う非常に古い品種です。
当時の一般品種より25%も多く穫れると言う事で一世を風靡しました。
古い在来種にしては草丈が低く、分げつ多く株張りが良く、強稈で倒れにくく多収で栽培し易い品種です。
元々は極晩生との事ですが、私が入手したこの系統は「旭」よりやや早い程度でした。「神力」には「早生神力」「中生神力」などの派生系統が多く存在した様ですので現在残っているモノにも幅がある様です。
現在栽培面積1位は「コシヒカリ」ですが、なんと平成10年に「コシヒカリ」の栽培面積が60万haを超えるまでは、この「神力」の1919年の全国作付面積58万8千ha弱が史上最高でした。それくらい良く作られたイネです。
非常に良く作られたので育種親としても広く用いられ、現在の日本のイネ品種のほぼ100%がこの「神力」のDNAを受け継いでいると言われています。

栽培した感じでは、とても姿の良いイネで、スッキリと綺麗に育ちます。
熟色が特に良く、収穫期にはいわゆる黄金色の見事な稲田となります。
味は一般にあまり高評価ではないのですが、私が食べた印象ではクセの無いスッキリとした味わいで、昔のお弁当のご飯を思い出しました。
現在の良食味米の様な美味しさではありませんが、オカズの味を邪魔しない主張の控えめな懐かしい味です。
21’年の栽培では遅植えしたせいか草姿はコンパクトでしたが、普通基栽培でも他の在来種よりは低く育つのではないかと思います。

本園2021年の栽培では、播種 5月29日、田植え 6月25日、出穂 8月25日前後、収穫 10月 10日頃でした。



他の種子も全てそうですが、収穫物の販売を想定しての品質、形質の管理は行っておりませんので、家庭菜園、自給栽培に限ってのご利用でお願いいたします。
営利栽培でのご利用はご遠慮ください。

採種年月 2021年10月
栽培条件 普通の肥沃度の採種田で無施肥栽培しました。
     不耕起、無除草、無施肥、化学物質等一切使用していない自然のタネです。
     いもち病防除には「石灰」を用いました。

発芽率  80%以上(2022年 2月現在)
     種籾は鶏卵が浮くくらいの強めの比重選を行って厳選済みです。

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